プロトロンビン時間について

からだに備わっている止血機構のうち、血液凝固タンパク質が重要な役割を果たす二次止血の機能をみる検査だそうです。
出血すると、肝臓でつくられるプロトロンビンがトロンビンに変わるそうです。
このトロンビンが血液中のフィブリノゲンを不溶性のフィブリンに変えて血液を凝固させるそうです。
血液凝固反応は外因系と内因系という2つの経路に分けられるそうです。
プロトロンビン時間は、外因系の凝固能を見る検査だそうです。
被検者の血漿検体に組織因子などの凝固の引き金になる物質を加えて、凝固時間を測定するそうです。
結果の表記の仕方には、凝固時間やINR,プロトロンビン比、プロトロンビン活性などの方法があるそうです。
凝固能が低下すると凝固するまでの時間が延長して異常と判断するそうです。
プロトロンビン時間は活性化部分のトロンボプラスチン時間と合わせて、凝固能のスクリーニング検査として多く利用されているそうです。
まず、出血症状があるときにおこなわれるそうです。ほとんど凝固タンパク質は肝臓でつくられるため、肝臓のタンパク質の産生能力をみるためにも測定されるそうです。
さらに、血栓ができるのを防ぐために抗凝固薬という血を固まりにくくする薬を使用することがあるそうです。
そのためのモニタリングを目的に検査をすることもあるそうです。
その代表がワルファリンという薬だそうです。
異常値のときは、まずその原因を追求する必要があるそうです。
ワルファリンの服用量の調整のための検査では、基準範囲内だと薬がきいてないことになるそうです。
食べ物の注意などを含めて、主治医の指示に従う必要があるそうです。
プロトロンビン時間の基準値として、凝固時間は10〜13秒、INR0.9〜1.1だそうです。
プロトロンビン比が0.85〜1.15だそうです。

尿素窒素

本検査は、腎臓の機能が正常かどうかを検査するものです。まずは尿素窒素ってどんなものなのかお話ししようと思います。食事中のタンパク質や身体の筋肉等のタンパク質が代謝されると、アンモニアになります。このアンモニアは生体にとって有害なため、主に肝臓で代謝され、は 尿素に作り替えられます。血液中の尿素に含まれる窒素の量が尿素窒素になります。言ってみれば、体内でエネルギーとして使われたタンパク質の代謝産物の量だと言えます。通常、尿素窒素は腎臓でろ過されて尿中にに排出されますが、急性・慢性の腎不全なので腎臓の働きが低下してしまうと、ろ過しきれない分が血液中に残ってしまう事になり、尿素窒素の値が高くなるのです。また、タンパク質の摂り過ぎや大量の消化管出血、火傷・外科手術・甲状腺機能亢進症・悪性腫瘍など組織タンパクの分解が亢進している場合、脱水などで体液量が減少している場合にも、尿素窒素は上昇します。尿素窒素と同じく腎臓の排泄機能の指標となるクレアチニンに比べて尿素窒素の値が非常に高い場合には、体液量の異常・組織の崩壊・消化管出血など代謝異常が疑われます。逆に尿素窒素が低い場合、タンパク質の摂取不足が考えられます。また胎児の成長にも窒素が使われますので、妊娠中も尿素窒素は低くなる傾向にあります。その他、尿素のほとんどすべてを作っている肝臓の働きが悪い場合、つまり重症肝障害・肝不全などでも値は低くなります。とはいえ、疾患の有無だけでなく年齢・性別によっても尿素窒素の値は変わってきます。一般的には男性の方が高値なようです。女性は、加齢とともに上昇するのに対して、男性では60歳以上で上昇し始めます。基準値は8~20mg/dlになるます。

フィブラート系薬の違い

「ω‐3脂肪酸」は通常1日 1回で服用するため、1日2~3回服用する必要がある「イコサペント酸」と比べて服用に手間がかからないという利点があります。「ω‐3脂肪酸」や「イコサペント酸」は食後10分内に飲まなければほとんど体内に吸収されないため、飲み忘れのリスクが高い薬です。「ω‐3脂肪酸」は、1日1 回の服用で良いため、比較的ゆっくりと食事ができる夕食後に薬を飲むようにすると、飲み忘れのリスクを下げることができ、忙しい人にとっても使い勝手の良い薬だと言えます。

また、「ω‐3脂肪酸」や「イコサペント酸」は抗血小板作用があるため、出血しやすくなるという副作用があります。そのため、薬の量を増やすには注意が必要ですが、「ω‐3脂肪酸」は通常の2倍量まで、「イコサペント酸」は通常の1.5倍まで増量することが可能です。特に「ω‐3脂肪酸」は通常の2倍量で使っても副作用は増えないことが知られているため、「ω‐3脂肪酸」はより薬の量を増やしやすい薬であると言えます。

「ω‐3脂肪酸」は外国で開発された薬ですが、「イコサペント酸」は日本で開発された薬です。どちらも高脂血症(脂質代謝異常)の治療に効果がありますが、「イコサペント酸」は日本人を対象にした臨床試験のデータが豊富にあります。また、薬の効果は生活習慣や食事、遺伝子など様々な要因で変化することがあるため、日本人の臨床試験データが豊富な「イコサペント酸」はより日本人の治療に適した薬であると言えるでしょう。

先述のように、「ω‐3脂肪酸」や「イコサペント酸」は食後10分以内に飲まなければ、ほぼ効果が得られません。そのため、これらの薬が処方された際には、薬剤師によって、服用のタイミングを逃さないように十分注意喚起される必要があります。仕事などで外食が多い人は1回分の薬を財布に入れて持ち歩くなどして、急な外食の際でも薬を食直後に飲めるよう準備しておくことが必要です。このことも、薬剤師は合わせて患者さんに伝える必要があるでしょう。

BMI(体格指数) 

医療の研究が進む中、以前より肥満は様々な病気を引き起こす要因になっていることが分かっており、その危険度を数値化し指標としている「肥満度」の算出方法が色々と考案されてきた。ここ最近では、〔体重÷(身長m×身長m)〕で算出する「BMI(body mass index)」という方法が最も主流である。

太っている人というのは、血液中に含まれるLDLコレステロールや中性脂肪などの脂質が高くなりやすい為、そのことが動脈硬化の進行を後押ししてしまうのである。従って、肥満とは動脈硬化から誘発される狭心症や心筋梗塞、能祖中等の命の危険にもつながる重要危険因子だと言っても過言ではないだろう。

その他にも糖尿病を発病させたり、脂肪肝・高血圧・不妊症にも関連してくることが分かっている。これらの事より、肥満の度合を知ることはその人の健康状態や生活習慣病の危険を示す一つのバロメーターになるのである。

もしも、BMIの数値から異常所見があった場合、食事や運動などの改善を行う等などして、標準体重に近づけていくことが重要である。また、すでに病気をもっている場合でも、治療や改善を行うためにも減量は大切だといえるだろう。

気管支鏡検査

気管支鏡検査というのは、口や鼻から細い内視鏡を挿入し肺の中の空気の通り道である気管支を直接みるという検査です。この気管支鏡の先には器具を出し入れできる孔があいていて、ここから肺の中を洗ったり、肺の組織を採取するという事も可能です。口や鼻からの挿入という事もあって患者さんの負担は伴いますが、肺がんなどの検査には欠かせない検査となっています。さて、本検査は直接気管支を見る事が出来ますので、腫瘍や血痰の原因となる傷があればわかります。気管支肺胞洗浄(BAL)では生理食塩水を肺の一部に注入し、回収した液体を培養し病原体を調べる・細胞の数や種類を調べたりして病気の原因を探っていきます。また、病変部の一部を鉗子で摘み取ってがんの有無や種類を調べる経気管支的肺生検(TBLB)というものもあります。気管支鏡は細く柔らかい管ですので、基本的に安全な検査だと言えます。しかし、特に肺の組織を取る検査においては、稀に合併症として出血したり、肺に孔があくという事があります。その為、安全を考慮して、患者さんの病状や施設の方針などによって入院検査となる場合もあります。合併症の予防策として、心電図・呼吸機能・凝固機能などの諸検査を行います。服用している薬がある場合には事前に医師へ伝え、通常通り飲んでもいいのか或いは中止しなければならないのか指示に従いましょう。気管支鏡が喉元を通る時には、嗚咽反射や苦痛を和らげる為に鼻やのど、気管に局部麻酔をまいてから検査を行う事で負担の軽減に努めます。検査中は緊張してしまいそうですが、緊張するとかえって嗚咽反射が出やすくなってしまいます。出来るだけリラックスして検査に臨んでください。検査後はしばらく安静が必要となります。麻酔が切れるまでの数時間は物を飲み込むをむせてしまうので飲食はできません。また、検査後に血痰や熱が出る事があります。

感染症の原因となる細菌を検出する

微生物というのは多くは細菌が関与して、人間のかかる感染症の原因になっていたりするそうです。細菌検査をして細菌の検出をしていくのですが、顕微鏡によってその存在を確認して観察するということをするそうです。尿やたん、血液、胸水、腹水、便、髄液などの液体をスライドグラスに塗って観察をするそうです。このときに細菌の形や数を観察しやすくするということで、グラム染色という方法で細菌を染めてから観察を行うそうです。菌体の細胞膜の性質によって、青く染まるグラム陽性菌と、ピンク色に染まるグラム陰性菌とに分かれるそうです。さらに、形状は球体にみえる球菌、細長い棒状に見える杆菌、螺旋状にみえる螺旋菌、といったものがあるそうです。このように分類することで、原因となる菌を推定できるそうです。結核が疑われるときは、抗酸菌染色による検査が行われるそうです。細菌顕微鏡検査で細菌が認められなくても、臨床的に感染が疑われるとなると、培養同定検査にすすむそうです。顕微鏡で菌が確認できる場合でも、反対にできない場合でも、実際に検体の中に菌の存在を証明するということが行われるそうです。これを培養同定検査というそうです。液体を培養して細菌を増殖させて、菌の形状や性質を調べるものだそうです。一般の細菌が生えやすい条件の寒天培地に検体を塗りつけたり、液体の培地に注入して菌の形状や生化学的な特徴を明らかにしておくそうです。おもな培養法と菌の種類には、好気培養、炭酸ガス培養菌、微好気培養菌といった分類があるそうです。これら培養によって得られた菌の生物学的、生化学的試験や血清学的凝集検査などをおこなうことで、菌の種類が決まるそうです。

細胞診で病気を推定する

細胞診というのは、剥離細胞診といって、からだのなかから剥がれ落ちてきた細胞を顕微鏡で観察することから始まったものだそうです。たんと尿がその代表だそうです。ふだんは細胞があまり剥がれないところでも、見えるところは綿棒などで細胞をこすり取ってくる方法が考え出されたそうです。これは擦過細胞診だそうです。婦人科健診での子宮頸部の検査などでおこなわれるそうです。細胞診というのは、患者への負担が少ないということで、症状がなくても病気の早期発見のためにおこなわれることが多いそうです。さらに見えない部位の細胞診を行うために考えられたのが、穿刺吸引細胞診といって、血液検査のように注射針をさして細胞を吸引する方法だそうです。これはそれほど簡単というわけにはいかないそうです。針を使うので痛かったり血が出たりするようですが、メスで切開したりするよりは傷は小さくて済むということで患者の負担は少ないといえるようです。これは甲状腺がんと乳がんの検査が代表だそうです。他にも液状化細胞診というものがあるそうですが、これは細胞を採取したあとの処理方法が違うだけで、検体の手法は変わらないそうです。どの方法でも目的の場所から細胞が十分に採取できているならば、生検に劣らない確かさで良性か悪性、あるいはがんの種類まで診断が可能になるそうです。ただ、はやり生検よりは得られる情報は少ないそうです。また診断も難しいそうです。細胞が診断不可能なぐらいしか取れていないという検体も多いそうです。また得られた細胞も形が崩れていたりして判定が難しいこともあるそうです。そのため細胞診の診断は検体が適切か不適切かをまず表すそうです。細胞診の結果は他の検査とあわせて総合的に判断すべきだそうです。

健康診断時の注意

健康診断といっても、いろんな種類があるそうです。

病気の診断を正確にするために、身体に負担になるような検査もあるそうです。

このようなときは、あらかじめ説明があるかと思います。説明で納得が出来なかったら検査を止めるということもあっていいそうです。検査といってもインフォームドコンセントは重要だと思います。

健康診断での検査はほとんど安全だとは思いますが、それでもトラブルがあったりするそうです。

健康診断で使用する薬に対する過敏症の問題があるそうです。また、X線検査では造影剤を使う場合もあるそうなのですが、造影剤にアレルギーを持っている人もいるので注意が必要だそうです。

内視鏡検査でも局所麻酔を使ったりするそうですが、これに対するアレルギーがある人もいるそうです。

また緑内障や前立腺肥大の人が使用しない方がいい抗コリン剤という消化管の内視鏡検査のときに使用する薬剤もあるそうです。

これらのことは問診票で問われるので、しっかりと正確に記入することが大切だそうです。

特に過去に造影剤や薬剤でアレルギー反応が出たということは、きちんと伝えるようにしてほしいそうです。

さらに妊娠の可能性のある場合は、絶対に知らせてほしいそうです。妊娠中に受けるべきではない検査もあるそうなので、急がない場合は、妊娠中の健康診断は避ける方がいいそうです。

検査当日の薬の服用の件は相談して欲しいそうです。薬を中断してはいけない場合もあるので、自己診断はくれぐれも止めて欲しいそうです。

磁気を利用したMRI検査は、心臓ペースメーカをつけている人は受けることはできないそうです。これは事前に知らせ必要があるそうです。

検査を受けるときはリラックスできる衣服がいいそうです。

AST・ALTが異常値のときの対処について

AST・ALTは大体同じレベルで上昇するそうです。ただ、基準値が若干異なるそうです。

しかし、病気によっては、上昇の程度に差がある場合もあるそうです。


脂肪肝では、多くの場合ASTよりALTの上昇が上回るそうです。逆に肝硬変やアルコール性の肝臓病では、ASTの上昇の方が上回るそうです。

また筋肉や血球に含まれる量はASTの方が多いそうで、心筋梗塞や筋肉の疾患、溶血性貧血ではASTの上昇が目立つことになるそうです。ASTやALTは多くの場合、肝臓が障害されていることを示しているそうです。

日本で肝臓障害の原因としてもっとも問題になっているのが、B型肝炎とC型肝炎だそうです。ともに徐々に病気が進行するもので、慢性肝炎になることが多いそうです。この場合、病気が進行しない限り、自覚症状がないそうです。そのため、AST・ALT値の異常が病気をとても重要な知る手がかりとなるそうです。

人間ドックや健康診断でAST・ALTの異常が発見されたら、自覚症状があろうとなかろうと、とにかく医療機関を受診してほしいそうです。AST・ALT値がなぜ上昇しているのかの原因を突き止めることが大変重要だそうです。


肝臓病というのは、その原因によって治療方法が異なったりするそうです。また病気の進行具合もかなり異なるそうです。B型肝炎やC型肝炎のウィルス性肝炎は、ウィルスの量を減らしたり排除したりということが可能な抗ウィルス薬が開発されているそうです。そのため、以前に比べると治療法が飛躍的に進歩しているといえるそうです。早い時期に病気の存在を知り、早く治療を始めるということで予後が大きく改善されるといえるそうです。


アルコール性や薬剤性の肝障害も症状がないことが少なくないそうです。これもAST・ALT値の異常によって病気の存在を知ることができるそうです。

AST,ALTについて

ASTというのは、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼのことだそうです。

ALTというのは、アラニンアミノトランスフェラーゼというものだそうです。

ASTもALTもタンパク質の原料となるアミノ酸がつくられるときに必要な酵素だそうです。肝臓を構成するおもな細胞である肝細胞に多く含まれているそうです。肝臓がなんらかの原因でダメージを受けたりすると、肝細胞が破壊されてしまい、ここに含まれていたASTやALTが血液中に流れ出てくるのだそうです。


血液中のAST・ALT値が上昇するということは、肝臓の働きに異常があるということになるそうです。

たとえば、AST・ALT値が高いほど、採血した時点での肝臓のダメージが大きいということがわかるそうです。

ただし、AST・ALTというのは肝臓だけに含まれているわけではないそうです。

ASTは心臓の筋肉や骨格筋、血球にも多く含まれているそうです。


AST やALTは腎臓にも含まれているそうです。

肝臓がダメージを受ける状態以外にも心臓や筋肉、さらに血球の異常ということでも、ASTは上昇することがあるそうなので、要注意です。

一般的に女性より男性のほうがAST・ALT値が高いそうです。お酒を飲んだり運動をしたあとは上昇する傾向があるそうです。

AST・ALT値が500U/lを超えるような場合は、急性肝炎や劇症肝炎で見られることがあるそうです。500U/lまでの上昇なら、急性肝炎や慢性肝炎、アルコール性肝障害、脂肪肝、薬剤性肝障害などの肝臓病だけではなく、心筋梗塞、筋ジストロフィーなどの筋肉の病気、赤血球が破壊される溶血性貧血などでも認められるそうです。


肝臓病の中で肝硬変は肝臓が繊維成分で置き換わり、慢性肝炎が進んだ病気だそうで、AST・ALT値の上昇は必ずしも高くないそうです。